蚊帳の話
今朝のおはよう日本。日本の蚊帳がアフリカでマラリア防止に大活躍という話。すでにけっこう取り上げられてる話なんだがこういうのをどんどこやってほしいなあ。
- WHOは日本の蚊帳が効果ありとしてアフリカでの普及率80%をめざす。
- 日本も蚊帳の普及にODAをつぎこんでいる。
以下はちょっと調べたメモ。
- アフリカでは毎晩のように蚊に刺されて何回もマラリアにかかる人も多いそうな。
- アフリカ向けの蚊帳は殺虫剤を練りこんだもので住友化学が現地企業に技術供与または現地に合弁企業を作って生産している。殺虫剤入り樹脂を供給して生産を現地で行うことで雇用を創出している。
- 生産能力は全世界で年間3000万張。アフリカだけでも8000万張は必要とのこと。
- この蚊帳に対しては、農薬の危険性を指摘する声がある。が、次のエントリで書く通り、この指摘はちょっとあやしいと思われる。
- というか、生きるか死ぬかの瀬戸際にいる人々に農薬で発がん性が…とか言うのもちょっとずれてる気が。
- まあでも住友化学は殺虫剤入り樹脂が売れて大儲けでしかも感謝されてウハウハなんだろうな、とは思うけど。