情報の鮮度の話

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ナレッジマネージメントって言葉がありますが、これを実践しようとすると必ずぶち当たるのが情報の鮮度の問題。
ノウハウや知識をどんどんためこんでいけばみんなの役に立つ、と考える人は多くて、そういうシステムを作ってしまう人もけっこういるのですが、たいていはこれをどうやってメンテナンスしていくかに頭がまわってなかったりします。
ためたはいいけど時間が経つとどんどん情報の鮮度が落ちていきますから、それを更新するか最低でも削除しておかないと安心して使えないってことになりますね。
しかも情報の内容によって賞味期限は変わります。
「2005年に出たあるコンシューマーゲームの攻略情報」であれば今でも役に立つでしょう。
「2005年に調査した○○市のチケットショップガイド」であれば今は全く役に立たないと思われます。
対処方法はいくつかありますが、一番手っ取り早いのはタイムスタンプを出しておいて読者に判断させる方法です。もちろん読む側の情報リテラシーがちゃんとしてないとダメですが。
 
…とかいう話はWebをよく見てる人は経験的に知っていると思われ。ネットってある意味大きなナレッジマネージメントシステムですが、日記で書き散らされた情報とか古くて更新されてないのがいっぱいありますもんね。
なので、Webで拾った情報が古かったからといっていちいち噛みつくのもちょっとおかしな話だと思うわけです。
#JavaBlack氏が日付を見ていなかったのなら論外だし、見ていたとしても青筋立てて噛みつくのはちょっとどうにも