実るほど頭を垂れる稲穂かな

オバマ大統領の両陛下への「お辞儀」、米で波紋(読売新聞)
非常に立派な態度だと思いますがね。
嫌な言い方をすれば立憲君主*1の王様に対してどれだけ低姿勢で持ちあげるだけ持ちあげても実質的には何も損をすることはないし。
強気に出るのは本番の交渉だけで十分でしょう。
まあ、読売が引用しているメディア自体が相当偏ったところみたいなんで、これをもってアメリカ人ケツの穴小せえなwwwってことにはならんでしょうが。
関連して。
天皇の価値
まあ、全部鵜呑みにするのはどうかと思うけど、立憲君主制における王様ってのは外交においてかなりの役目を担っているのは事実。
そして歴史的経緯はどうあれ、天皇はそういう権威を持ち合わせていると。

かつて敵対していた国は、天皇の名の下に日本国民が一丸となるのを怖がっているふしがあります。

これはちょっと面白い視点。確かにそうかもなあ。逆にいうとそれだけの権威を持っていると思われているわけだ。
天皇制を論じるときはそういう視点も持たないといけませんな。

*1:議論もあるが事実上、日本はそうでしょう