マスコミの中の人からの声

「マスゴミ」と呼ばれ続けて:ITpro
個人的にはIT Proあたりだとゴミ扱いまではしないかな〜という感じ。
マズコミぐらいまではあるかもしれないけど(ぉ
つか、ほんとにゴミならこんな記事は書かないよな。こうやって自己分析できるだけでもよほど見どころがある。

ただ,筆者の感覚では,マスコミが同じマスコミに対する報道で筆力を緩めることはないし(関連記事1),謝罪についても,事実と異なる記述をした際などは即座に訂正をして謝罪する。

たいていの人はここに突っ込んだと思うけど、大手新聞、テレビ局なんかは緩めまくりだよな。ミートホープや吉兆の件と毎日変態新聞の件とを比較するだけでも分かり過ぎるほど分かる。
謝罪もよほど大きな問題にならない限りしない。したとしても間違いを書いた時の10分の1にもならないスペースでこっそりやる。松本サリンのときはさすがに謝ったけど叩いた時の物量に比べれば全く十分とは言えない。
逆に、報ステあたりは言葉の間違いとかどーでもいいことでいちいち古舘が謝ってたりするがそんなことよりもっと謝るべきことがあるだろうと思う。
このIT Proの記者の感覚はマスコミの中でもかなりマシなところを見てのものであり、多くのマスコミ嫌いの人間の感覚とはかなりずれている。

「ネット上にこそ真に迫る事実がある」という批判にも,ひとこと言っておきたい。筆者は,マスコミが発信する情報とネット上の情報は補完関係にあり,優劣を比較すべきものではないと考える。

このへんは同意できる。
というか、多くのマスコミ嫌いもここは理解しているはずだ。「痛いニュース」あたりでボコボコにされてる記事にしたって結局元ネタは新聞などの既存のメディアなわけで、いくらネットが発達したってマスコミによる一次情報の提供なくしてはネットは力を発揮できない。
問題はマスコミの側がそれを理解できているかだ。理解できていなければ歩み寄りもへったくれもない。

カチンとこなくなったのは,「マスゴミ」と呼ばれつつも,マスコミに対する期待の念が多少なりとも込められていると感じるようになったからなのかもしれない。

マスコミってのはなんだかんだ言っても力があるし、完全に消滅するということはあり得ない。だから、どんだけクソミソにけなしたってある面では期待せざるを得ないってこと。