読売の提言

医師を全国に計画配置、医療改革で読売新聞社提言(読売新聞)
これを一面トップにもってきたのは評価したいところですが、内容的に評価するのはなかなか厳しい。
奴隷のような医局制がどうにか持ちこたえてきたのは医者が世間知らずだった面が大きいんですが、それをぶっつぶしてしまった時点で魔法は解けちゃいましたからね。
また医局制(のようなもの)を作るったってねえ。
もはや尋常な手段では崩壊は阻止できないとなれば緊急避難としてやるのはありかもしれませんが、じゃあそれが何年続くのよって言われたら5年?10年?って世界。
半年1年でも持ちこたえられるかどうかっていう現場にそれを要求するのは無理でしょうね。

医師不足が問題化したのは、2004年度に始まった医師の新たな臨床研修制度(義務研修)がきっかけだ。

原因分析からして甘々だからしょうがないか。
きっかけではあるが本質ではないです。