日本産科婦人科学会の調査より

悲鳴(新小児科医のつぶやき)
学会とかの報告でここまで明確に謳ってるのは初めて見ました。
だいたいこの手のやつって○○すべきとか提言だったりでどこか当事者意識に欠けてたりするもんなんですが。
医者の側からの報告なんぞ信用ならんという人は3割でも5割でも割り引いて考えればいいと思いますが、それぐらい割り引いて読んだとしても危機的状況には変わりないというぐらい切羽詰ってますね。
わたしゃどちらかというとこれでも100%ではないんじゃないかと思うのですが。分析コメントでもフォローされていますが、特に不要とした14都県はなんか隠し持ってるんでしょうな。確かにあきらめ感は漂ってますがせっかくのチャンスだから言うべきことは言った方がいいのでは。>14都県
原文を読むと緊急派遣病院で勤務するための条件が生の声として並んでます。
「報酬」を一番先に持ってきていますが、現場はこれはあまり重視していないはず。次の「勤務条件」が満たされる見込みがまずないため次の条件として挙がっているのが多いと思います。
報酬で「収入の確保:年収として、現在の最低2 倍は必要。」と書いた人が勤務条件で「土日などの休日が保証される」などと書くというのはちょっと考えにくいですし。
ただ、現実には医者が足りていなくて、どこからも引く手数多なのであれば報酬は上がる方向なのは当然でしょうな。
そしてそうなったとしても集まらないだろうとしたYosyan先生の予測にも同意せざるを得ません。