弁護士と医者

デンカの宝刀: 産婦人科医不足は弁護士数が増えたためだった!
まとめるのがめんどくなったので箇条書き。

  • 今や医者の司法(裁判所、検察、弁護士すべて含む)に対する不信感は拭いがたいものがあると理解している。
  • にもかかわらず複数の医者の「理解できる」というコメントがついている。
  • 弁護士も医者も長い時間をかけて高度な知識と技量を修得する必要がある専門職というのには変わりはない。
  • 長い時間をかけているだけにつぶしが利かない。だから本音としては保護されていたい。
  • でも競争原理はあった方がいい。その方が健全。
  • 医者の方は足りない足りない、増やせ増やせと言われているが、増やしたら増やしたで競争になり、へぼ医者は淘汰される。
  • 医者の需要なんて基本的には決まっていて、そう簡単にパイを増やせるものでもない(とかいいつつ、美容整形とか不妊クリニックとかいう形でパイを増やしてはいるんだが)。
  • そのへんを理解した上で、先に同じような立場になっている弁護士に対して同情的な発言となっていると思われる。

消費者の側からみると競争させた方がいいでしょってなるんだが、過当競争はよろしくない。普通の職業なら市場原理で勝手に増減して最後には適当なところに収まるんだろうが、資格が絡むと政治の領域に入っちゃうんでそこで歪むと。