4 ロングアプローチ2

が、ここで注意2つ。
1つは、グリーン上はボールが転がりやすいということ。
2I=180yというようにクラブごとにだいたいの飛距離が出ますが、それはフェアウェイの場合です。
グリーン上ではフェアウェイよりボールが転がりやすいのでその分少し飛距離が伸びます。
ということは180yのつもりでグリーンに落としても実際はたくさん転がって183yほどになってしまうということですんで、
少しだけ弱めに打ってあげましょう。
もう1つは、グリーンの傾斜。グリーンが上りになっているとき*1はボールは止まりやすく、下りになっている時は止まりにくいです。
受けているときは、普通に打って大丈夫です。
ただし、止まりやすいということは、あまり転がらないということなので、少し飛距離が落ちます。よって、少しだけ強めに打ちます。(さっきの「少し弱め」と相殺)
問題は下りになっている時で、これはどすんと落としてコロコロ転がしてもグリーンオーバーする場合があります。
こういうときはどうするか?

  1. 打点を下にして高い打球を上げて止まりやすくする。
  2. 手前のラフ等に落として勢いを弱くしてグリーンに乗せる
  3. あきらめて(ぉ)パワーバックスピンなどを使う

1はまあ気休めですね。しかし、向かい風の時はかなり効果があります。
というか、手前のグリーンがよほど広くない限り、キャリー*2を伸ばすため打点は下にしておいた方がいいです。
2はかなり高等なテクニックです。これはあとで書きます。
3は当然リスクがありますが、この状況でパンヤ率に自信があるならリスクを承知でやるのもありです。
いずれにしても止まらないグリーンというのは難しい。
前書きであんなことは書きましたが、実際のところパワーバックスピンを使ってもいい局面はあります。
どんな技も使いどころを間違えないのが大事。
ちなみに下りになってて止まらないグリーンといえばSWの13H。
ほんとに止まらないので、手前のラフで2バウンドぐらいさせるかパワーバックスピン使ってください(トマでもいいけど)。

*1:受けているといいます

*2:打ったところからボールが最初に着地する地点までの距離。打点下なら長く、打点上なら短くなる