補助椅子

最終前の新快速に乗る。
んで、席が空いてないので補助椅子に座る。で、寝る。
…と思ったらなんかとなりのおっさんがぶつくさ言うとるし、体押し付けてくるしなんだこいつ。
「詰めろやもっと」
ハァ?
右端一杯詰めて座っとるっちゅうねん。
確かにうちは太いしいっぱいまで詰めても残りは少なくなるかもしれんが。
だからといってなんでそんなこといわれなあかんねん。
「詰めてるじゃないっすか!」
もう一言でもあったら首根っこ引っ捕まえて、席の右端にもってきて
「これのどこに詰める隙間があるんや、なあ?
太いんやからしょーがないやろ、なあ?
それともお前は人の欠点をあげつらってそんな言い方するんか、なあ?
自分ちょっと痩せてるからってそんなこというんか、なあ?
太ってるだけでなんでそこまで言われなあかんねん、なあ?
つーか、そんなに狭いのがいやなら外の席行けっちゅうねん、なあ?
あとからわざわざ狭いところに座ってきてぶつくさ言うとんちゃうぞ、なあ?」
とか言ってやったところだが、一応黙ったのでまた寝る。
…まだぶつぶつ言うてるな。
つーか、腹たって寝られへんちゅーねん。
あーもー最悪な気分。