発明の対価

青色発光ダイオードでは604億円だそうです。
中村氏もちょっと控えめに出したのかもしれないが、まさか本人評価の3倍の値が出るとは思わなかっただろう。
うちも以前「2万円てこたあないだろう。200億でもないだろうけど(w」みたいなことを書いてるように正直びっくりした。
しかし、判決の要旨を見ると、
「被告(日亜)には技術の蓄積は全くなかった」「全く独自の発想で」「職務発明としては全く稀有な事例」
という言葉が並び、発明自体も「世紀の大発明」といった認識が一般的。
実際のところどうかというのはともかく、少なくとも裁判所の判断としては、
発明者側にとってこれ以上の条件の事例が今後出てくるかどうか疑わしいということだ。
つまり、604億円というのは判例としての最大値を示しているわけで、そう考えると妥当な値といえなくもない。
ここで下手に20億とか中途半端な値を出されると、それを超えられないということになるので。
日亜にとっても大ダメージなんだろうが、すごいことに200億は単年度利益の範囲で払える額なんだよなあ。
これからまだ10年以上これだけで食っていけるんだから払ってやれよ(w