8 ロングアプローチ6

ここまで書いてきて、やっぱり風の計算に触れざるを得なくなってきた。
というのは、トマを使おうがパワースピンを使おうが普通に攻めようが結局一番大事なのは距離の計算であり、風の計算だからだ。
まずは追い風と向かい風から。
追い風の場合は…

  • 飛距離が伸びる

当り前ですね。

  • ボールが止まりにくくなる(追い風で勢いがつくため)

したがって、落下点がグリーンだとさらに飛距離が伸びることになります。

  • 打点下だと飛距離の伸びが大きく、打点上だと飛距離の伸びが小さい

これは一般論としてそう思われていますが、ほんとかどうかちょっと懐疑的です。そのうち検証してみたい。
3つ挙げましたが、これらは飛距離の大きいクラブほど影響が大きくなります(1Wで最小、9I・PWで最大)。
向かい風の場合はすべて逆になります。

  • 飛距離が短くなる
  • ボールが止まりやすくなる

強い向かい風の状況でショートアイアンを使うとほとんど転がらないショットが打てます。

  • 打点下だと飛距離の短縮が大きく、打点上だと飛距離の短縮が小さい

風の影響がどれくらいあるかは経験則になりますねえ。
1Wだと9mでも15yぐらいの影響だと思います。